漢方薬の処方「肩こり」

肩こりとは、症状のひとつで、医学的には『頚肩腕(けいけんわん)症候群』といいます。

こりや痛みは頚部の脊髄や末梢神経が刺激を受けて起こります。

漢方では主に原因別に4つのタイプに分け、それに合った漢方をおすすめしています。


急性の肩こり

(1)急性の肩こりの症状
風邪のひきはじめやOA機器による目の酷使など外的要因で筋肉がこわばっている状態。

(2)急性の肩こりに効果的な漢方薬
葛根湯(かっこんとう)、桂枝湯(けいしとう)


血行不良の肩こり

(1)血行不良の肩こり症状
血液の汚れや血量不足により、血行が悪くなり痛みが起きている状態。慢性的で比較的強い痛み。

(2)血行不良の肩こりに効果的な漢方薬
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)


ストレス性の肩こり

(1)ストレス性の肩こりの症状
大きなストレスや長期にわたるストレスなどで、気の流れが滞った状態。不安定な痛み。


(2)ストレス性の肩こりに効果的な漢方薬
大柴胡湯(だいさいことう)、加味逍遙散(かみしょうようさん)


水分代謝不良の肩こり

(1)水分代謝不良の肩こりの症状
胃腸の不調などが原因で身体に余分な水分がたまり痛みが出ている状態。重だるい痛み。

(2)水分代謝不良の肩こりに効果的な漢方薬
二朮湯(にじゅつとう)、半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)


肩こりの一番の原因は、“血行不良”にありますので、お仕事中も適度に肩の運動をして、筋肉の緊張をゆるめてあげたり、日頃から肩の筋肉を鍛えておくことが肩こりの予防になります。

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