気・血・水(き・けつ・すい)と体の不調

気・血・水が変調をきたすと、体に症状や不調が起こってきます。

医師はこうした患者の不調や症状から気・血・水の変調を探り、その問題を改善させる漢方薬を処方していきます。


気の不調

気虚(ききょ):イライラ、情緒不安定ぎみ、おなかや胸が張りやすい、月経前症候群の症状があらわれやすい

気が全体的に不足している状態。

気力の減退や疲労感、だるさ、食欲不振、低血圧ぎみなどの全身症状見られます。

抵抗力も低下するので風邪をひきやすく、しかも治りにくいのが特徴のひとつ。

胃腸の機能低下が原因で気が不足する人も。

気滞(きたい):風邪をひきやすい、疲れやすい・疲れがとれにくい、胃がもたれやすい

気の流れが障害された状態。頭が重い、のどが詰まった感じがする、息苦しい、おなかが張るなどの症状。

また、イライラする、怒りっぽくなるなどの精神的な症状が出やすくなることも。

女性の場合は排卵時や月経前に不調があらわれやすく、乳房の張りやむくみやだるさなどを強く感じることもあります。

気逆(きぎゃく):動悸、発汗

気の流れが逆行している状態。

のぼせや動悸、発汗、不安感などが見られます。

血の不調

お血(おけつ):ひどい生理痛、冷えやすい、目の下のくすみ、シミが気になる

血行不良の状態。

血がドロドロになりめぐりにくくなります。

生理通、月経異常、便秘、おなかの圧痛(押すと痛む)、色素沈着などが見られます。

また子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科系の病気とも深い関係があります。

血虚(けっきょ):貧血、月経量や日数以前より減った、抜け毛・薄毛、髪や爪が傷みやすい

血液が全体的に不足している状態。

貧血、皮膚の乾燥、抜け毛、血行不良などが見られます。

月経量や日数が以前より少なくなったなど、血の不足は女性に多い症状です。

他に顔色が悪い、動悸、こむら返りをよくおこす、眠りが浅く夢をみる、などの症状も。

水の不調

水毒(すいどく)・水滞(すいたい):尿量が少なくむくみやすい、下半身が重い、口の中がネバネバしやすい

体液の偏在(必要なところには少なく、必要のないところに溜まっている)状態。

むくみ、めまい、頭痛、下痢、排尿異常などが見られます。

水がおなかにたまっている場合は、おなかを押すとポチャポチャと音がします。


上記の中で当てはまる体質がないかチェックしてみましょう。

ただし、あてはまる体質はひとつとは限りません。

むしろいくつかのタイプに当てはまるケースの方が多いのです。

もしいくつかの項目にわたって思い当たる症状があるときは複合タイプと考えてどちらの対策も実行しましょう。

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