漢方(漢方薬)とは?

漢方とは、中国から伝わった医学に日本人が手を加えて育まれ確立された伝統医学の一つが漢方医学です。

江戸時代末期に西洋医学「蘭方」が伝えられましたが、これと区別するため「漢方」と呼ばれるようになりました。


漢方薬とは、この漢方医学に使用される処方のことで、天然物である生薬(薬草の根や茎、葉などの有用部分を乾燥させたものや動物由来のもの、鉱物など)を原則として2種類以上組み合わせた薬なので、1剤の漢方薬でさまざまな不調や症状をとることができるという特徴があります。

漢方薬は数千年という長い年月をかけておこなわれた治療経験により、その効果や安全性が裏付けられた薬です。


また、漢方薬は1剤で多様な症状に効く、慢性疾患にも対応できるなど、西洋薬では対応しにくい病気や症状にも有効という認識が医師の間で広まってきました。

その結果、ふだんの診療でも漢方薬を使うケースがよくあります。

また漢方外来、漢方クリニックなどの漢方薬を中心にした治療を行う場を設ける医療機関も増えています。


なお、漢方薬の剤形には次のような種類があります。

1.湯剤:土瓶などに生薬と水を入れて加熱し、生薬の成分を抽出する、いわゆる「煎じ薬」のこと。

2.散剤:生薬を粉末にして混合したもの。

3.丸剤:生薬を粉末にしたものに「ハチミツ」などを加えて丸く固めたもの。

4.エキス剤:「湯剤」「散剤」「丸剤」として服用されていたものからエキス分を抽出し、水分を蒸発させ「乾燥エキス」として、「錠剤」「顆粒剤」「散剤」「カプセル剤」に加工したもの。

     スポンサードリンク
   







▲[漢方(漢方薬)とは?]上にもどる
Copyright © 2006 漢方薬の効能ガイド【はじめての漢方生活】. All rights reserved